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自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルに描く。
【作品情報】
平成生まれの作家・朝井リョウが直木賞を受賞し、大きな話題を呼んだ『何者』(新潮文庫刊)が遂に映画化!
映画化もして数々の賞を独占したデビュー作『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った朝井リョウが今回挑んだのは、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生たち。お互いを励まし合いながらも、友情、恋愛、裏切りといった様々な感情が交錯していく彼らの青春の姿に、読者からは「リアルすぎるw」「就活中に読んだらマジ凹んだ」など様々な声が寄せられました。
映画化にあたり主人公の冷静分析系男子・拓人役には『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開して、いま最も人気と実力を兼ね備えた俳優・佐藤健。拓人のルームメイトで、何も考えていないようで着実に内定に近づいてい天真爛漫系男子・光太郎役に菅田将暉。光太郎の元カノで、拓人がほのかな恋心を抱き続ける地道素直系女子・瑞月役に有村架純。偶然にも拓人の部屋の上に住んでいた意識高い系女子・理香役に二階堂ふみ。理香と同棲中で、就活とは距離を置いている空想クリエイター系男子・隆良役に岡田将生。拓人が所属していた演劇サークルの先輩で5人を冷静に観察している達観先輩系男子・サワ先輩役に山田孝之。いま最もスケジュールが押さえにくい若手実力派俳優たちが集結して、就活でライバルとなる登場人物たちと同様に演技合戦を繰り広げます。
監督には若くして演劇界で数々の賞を受賞している鬼才・三浦大輔。「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」での、人間に深く切り込んでいく演出が本作でも発揮されています。音楽にはPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどを手掛ける音楽プロデューサー・中田ヤスタカ。今までのイメージとは一線を画した、キャストの心情の機微に寄り添うメロディーラインが映画全編にわたり緻密に展開されます。そして主題歌では今話題沸騰中のアーティスト・米津玄師とコラボ!若者たちの葛藤や世代観を射抜く米津玄師による等身大の歌詞と、中田ヤスタカによるダイナミックなダンストラックが映画を盛り上げます。
果たして彼らは「内定」を取ることができるのか? そして「内定」を取れば「何者」かになれるのか?まだ誰も見たことのない超観察エンタメここに解禁!