-Summary-
【イントロ】
孤高のミュージシャン“黒木渚”のファーストアルバム
「標本箱」をモチーフに、期待の若手監督が作り上げた、
6人の女性をめぐる、もうひとつの「標本箱」
まるで映画のような、舞台のような音楽と評され、独特の文学的歌詞で、女性の強さや心理を生々しく歌い上げるシンガーソングライター、黒木渚。ソロ始動後初の新作となるフルアルバム「標本箱」は、‘14年4月に発表されるやいなや、各方面で話題となり一躍認知を広めた。
その「標本箱」をモチーフに、映画化に挑んだのは、新進気鋭の映画監督、鶴岡慧子。長編第一作『くじらのまち』がベルリン国際映画祭をはじめ、世界10ヶ国以上で上映され好評を博し、続く『過ぐる日のやまねこ』(2015)が第15回マラケシュ映画祭で審査員賞を受賞するなど今まさに活躍を期待される若手監督のひとり。
鶴岡監督が「標本箱」の楽曲群から連想する形で脚本を書いた本作は、歌詞で描かれる女性の強さや揺れる想いを、6人の登場人物に託し、ささいな日常の中で生まれる様々な感情や出来事を点描のように描き、アルバムとは異なるもうひとつの、<うつろいの>標本箱として完成させた。本作の主演に抜擢されたのは、アイドルグループ「 ゆるめるモ!」を卒業したばかりの“もね”こと、櫻木百。劇中で多感な大学生を演じてみせた櫻木は、これがグループ卒業後、初の主演作となる。
【キャスト】
山田イツキ / 櫻木百
小野田悠一 / 小川ゲン
久瀬嘉朗 / 赤染萌
大沢直幸 / 小出浩祐
落合みその / 橋本致里
藤田孝生 / 佐藤岳人
西沢淳子 / illy
坂本真希 / 佐藤開
坂本亜梨沙 / 岡明子
伊部竜平 / 伊藤公一
吉永泰輔 / 大森勇一
中島友郎 / 森田祐吏
市川サナエ / 小久保由梨
岡田日奈子 / 今村雪乃
松島鉄也 / 渡辺拓真
引用:公式HP