-Summary-
時効を迎えた連続殺人事件。その男は、突然現れた。
「はじめまして、私が殺人犯です」
1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。未解決のまま事件は時効を迎え、完璧に逃げ切ったはずの犯人は、22年後、思わぬ形で姿を現した。
”殺人手記”出版記者会見。
そこにいたのは、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべる美しき殺人者。あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、殺人の容姿。
その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺かれていく。日本中を巻き込む告白の行方とは?
先の読めない結末にむかって、新たな事件が動き出す。
藤原竜也
伊藤英明